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2009年8月15日 (土)

■宇宙研究所(愛媛)

地下鉄の出入り口から地上へ出ると
久しぶりの刺すような強い陽射しの夏日。

露出オーバーな白っぽい世界で
セミの激しい鳴き声が脳内をこだましていると
途中からなぜか音のない世界が現れてきません?

              

1年前、猛暑の中、四国取材を行ったときに
せっかく宇和島まで行くのだからと(多賀神社、別名凸凹神堂の取材)
噂に聞いていた「宇宙研究所」へも足を運んでみた。

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民間のUFO研究家・清家新一氏の研究所である。
道が細くてかなり迷う。

お墓のど真ん中。


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事前に電話番号を調べ取材申し込みをしてからと思ったが
電話にはどなたも出ず、手紙も出してみたけど
結局返事は来なかった。

都築響一さんからも、行っておいたほうがいいと言われていたので
だからダメモトでの訪問。

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汗をふきふき、なんとかたどり着いてみたけど
研究所はかなり荒れ果てた様子。

入り口脇にショウケースのようなものがあり
そこに不思議な機器類が飾られている。
注)透明なのは尿瓶(しびん)ではなく、クラインの壷です。

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なんだかよくわからないけど、「メビウスの輪」状の焼き物。

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同じ敷地内の建物に洗濯物が干されていたので
ドアをノックしてみたが、あいにく外出中のようだ。

こちらもちょっと変わった形の門。

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清家氏の発行されていた雑誌『宇宙艇』。
難しい数式がたくさん並んでいる。

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この不思議な建物で日夜研究した成果は実を結び
空飛ぶ円盤は完成したのだろうか。


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空飛ぶ円盤、乗ってみたいなー。
         
        
        
       

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2009年7月10日 (金)

■達磨寺(愛媛)

Googleのロゴが放電しまくっているので何かと思ったら
今日はニコラ・テスラの誕生日。
テスラコイル萌えな人、かなりいそうですね。

ちょうど1年前、梅雨明けの猛暑のなか四国取材へ出かけた。
3110編集部員は沢田マンションやニュー室戸やお山公園へ
私(=136編集長?)は、石手寺、多賀神社凸凹神堂、道後の赤線跡などを回り
詳細はワンダーJAPAN第9号に載っている。


さて、地中海のような白っぽい建物が並ぶ小高い丘に
ひとつだけ真っ赤な装い、紅一点の建物がある。


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場所は、愛媛県松山市の道後温泉から石手寺へ向かう途中
道後温泉プリンスホテルのすぐ脇の坂の途中。
ちなみに石手寺は、第51番札所で不思議な洞窟や巨大独狐がありステキなところ。


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紅一点というと女性だけど、こちらは男性…というかダルマ。
場所はこのへん▽



大きな地図で見る

ダルマの口までは細い階段が延びていて
「ようこそ、デニーズへ」といった感じ。
というか、このまま乗り込むと、ダルマ部分が分離して
宇宙の彼方へ旅立ちそう…。

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でも残念ながらカギが掛かっていて内部へは入れなかった。
近づくとかなり迫力がある。

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背面はこんな具合。
側面はかすかにカーブしてる。窓もちゃんとある。
後ろから見ると、まさかこれがダルマさんだとは思わない。

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ダルマ落としでスコーンとやられたような平らな頭部。
でもダルマ落としって、下から順番にハンマーで叩いていくから
頭部の上は丸くてもいいのか。


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「別格本山 梅渓山 達磨寺」というらしい。
読者アンケートではまったく人気なかったけど
なんか困ったような複雑な表情の顔がいけないのかな。
私はかなり好きなんですけどねー。

もうじき国政選挙も近いみたいだし、こんな巨大なダルマで
必勝祈願するのもいいかも。白目にして。
             
             
             
             
             
             
             
        
     


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