■多摩川の上をまたぐプレハブ(画像追加)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
週末には「長崎産業遺産視察勉強会」に参加し、軍艦島〜池島を見学することに。
軍艦島は1年で上陸できるのは100日ほど。
なんとか海が穏やかで上陸できるといいんですが・・・。
そのちょうど軍艦島上陸予定の日に「BSスカパー!」で
MONDO TV presents ワンダーJAPAN TV 軍艦島SPECIALが
放送されます。
「BSスカパー!」の宣伝番組だそうで、CSのスカパー!やCATVでの
ワンダーJAPAN TV 第二弾は、8月14日から放送開始です。
ちなみにこの番組の非常にカッコイイPVがオープロジェクトさんによって
YouTubeにアップされてます。
これまでに取材してきた戦争遺跡の中でもっとも印象に残っているのは
長崎県にある片島魚雷発射試験場跡だろうか。
ちょうどワンダーJAPAN 3号の軍艦島総特集の時に
長崎ワンダーもやったんだけど、軍艦島のインパクトが強すぎて
こちらはかすんでしまったかなとあとで思った。
とてものどかな場所で、仕事じゃなかったら
たぶん日がな一日海を眺めていたか(「中年と海」)、
あるいはのんびりと糸を垂らして魚釣りでもしてたと思う。
ワンダーJAPAN 20号を作っていて思ったのは
片島だけじゃなく、まだまだ行ってみたい戦争遺跡が
あちこちにあるな〜ということだった。
そんなワンダーJAPAN20号、絶賛発売中です。
(リンク先は三才ブックスの公式サイトのWJ紹介紹介コーナーです)
ふだんリコーのコンデジGX200を持ち歩いていたのだが
もうすこし夜間でもきれいに撮れるカメラがほしいなと思い
ミラーレスカメラを物色していたんだけどどうもいいのがない。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
3月ぐらいから6月まで、ほぼ毎月1冊ペースで本を出してきた。
その間に、いつのまにか楕円形の皮膚炎がひとつできた。
病院へ行く暇もなく、悪化したようで、
左足の2カ所と、左脇腹に増えた。
体のあちこちがかゆくてたまらなかったので
ストレスかなと思ったが(ストレスもすごいのだが)
ようやく時間ができて皮膚科へ。
患部を見せたら、
あ〜バンドエイドでかぶれて・・・
これはね、かへいしっしん、「貨幣」って書くの、
あたしの言うように薬塗ってれば必ず治ります、
となんかかなり怖い顔して女性のドクターが説明してくれました。
足にできたコイン状の浮腫はソッコーで病院に行ったほうがいいです。
悪化させると、病巣から血液(リンパ?)を通して
あちこちかゆくなって、ものすごく寝不足になります。
ただでさえ睡眠時間が短いときに、これはつらかった。というかまだ終わってないけど。
似たような症状を見つけたらすぐに皮膚科へ!
現在通院中なんだけど、処方される薬が強いのか
なぜか両耳がカサカサカサカサカサカサ。
クリームを塗ってもカサカサカサカサカサカサ。 ←ゴキブリの動く音のよう。
たいへんお待たせしました。
ワンダーJAPAN20号、本日発売です。
↓埼玉県の鳥居観音(飯能市)。
埼玉&東京特集の冒頭で紹介してます。
ズン。
表紙画像をもう一度。
すいません、こちら三才ブックスのAmazonアフィリリンクになってます。
| 固定リンク
| コメント (3)
| トラックバック (0)
片方の手は↑、もう片方の手は↓、そして「天上天下唯我独尊」。
よく学ランに書かれてたりしますね、この文字。
お釈迦様が生まれたこの花祭り、いまからン十年前に生まれ落ちました。
Facebookやmixiでお祝いの言葉をいただいちゃってうれしいんだけど、
さすがに「うれしさもちうくらいなりおらが誕生日」。
まあ歳も歳ですからねー。
でもこの「ちうくらいなり」っていうのが、中くらいと読まずに
文字どおり「ちうくらい」と言うのが楽しくて、
そんなのが楽しめる大人でよかったなと思ってます。
こんな歳でも、退屈な大人になりたくないなーって
いまだに思ってますからね。
もう死ぬまでこんなおばかな、ユルい感じ。
こんなユルキャラのくせにたまに毒吐くから
みんなこの毒々モンスターの酔っぱらって吐いた猛毒浴びて
殺意を抱いた人もいるかもしれない。
許してください。
今日はお詫びに画像をたっぷり載せます。
(あ、20号関連のメールも返します・・・すいません、いつも返信遅くて)
昨日かな、あ、一昨日か。
ワンダーJAPANの19号を見直していたら
え? こんな素敵な物件を、こんな小さく紹介してたのって
愕然としちゃいました。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
もうじき花祭りとなれば、40代最後の年の始まりだ。
大好きなグレン・グールドもレイモンド・カーヴァーたしか50で亡くなっている。
大好きな作家のひとり、中上健次は46で亡くなっているのだが
同じ腎臓ガンをわずらっても、彼は早逝したけど、ぼくは悪運が強いのか
左の腎臓を全部摘出することで、まったく問題なく生き延びてしまった。
おまけの人生で作り始めたのが、ワンダーJAPANだったりするんです。
でも、そこで生まれ変わった感じで、この世に初めて放り出された感じで
もう一度世の中を見回すことができたのは
とてもラッキーだったかもしれない。
こんな(↑新しいiPadで撮影)、どうってことのない景色でも、どこにでもあるビルなのに
同じパターンでジグザグしてる非常階段がおもしろい、とか
楽しめてしまうのだから。
そうして、写真を提示して、素直に思ったことを声に出してみると(書いてみると)
他にも同じように思ったり、感じてくれたりする人がいて
同じ感覚を共有することが、これまたへんにうれしかったりして。
ファイル共有は、規制が厳しくなる一方だけど
感覚共有は大事にしたいですねー、モニターの前のみなさん。
では、iPadの話へ。
あ、その前に、4月1日は川崎市で「かなまら祭り」(Utamaro Festival)が
開催されます。
秘宝館はちょっと恥ずかしくて入れないって人は、まずはこちらから慣らしてみてください。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ワンダーJAPAN19号は12月17日発売。
残すところ1か月を切った。内容は、ざっと…以下の通りです。
第1特集*伊豆ワンダー
熱海DEEPスポット、秘宝館、NEW珍スポ(↓画像参照)、巨大観音、廃墟、
伊豆半島は珍スポと廃墟の宝庫。
第2特集*巨大な○○!
新宗教の巨大建築、巨大廃墟、巨大電波望遠鏡から
東京スカイツリーや巨大犬型展望台まで登場。
都築響一さんには海外の「巨珍」をお願いしてます。
どうしてもWJに載せてもらいたい画像があったので。
特別企画
産業遺産*赤平炭坑立坑櫓、旧サッポロビール九州工場醸造棟
大阪の赤線跡*飛田新地・貝塚遊郭跡・松島新地
他にも強烈なモジダラケハウス
※伊豆のNEW珍スポ、まぼろし博覧会より。
ここは、ふたつの閉館した秘宝館からかなりの数の
人形が運び込まれたため、不思議な展示が楽しめる。
ワンダーJAPANの場合、原稿の文字量はそれほど多くないので
原稿整理はそこまでたいへんじゃないんですが、
とにかく画像点数が多いので、画像整理がたいへん。
ウンコの力…否、ウコンの力を飲んでがんばってます!
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
同じ東京駅から一つ目の駅なのに、有楽町と神田では天と地ほどの差がある。
有楽町は銀座に連なっているだけあってデパートもあれば、華やかな飲食店も多い。
それに比べて、神田はデパートなし。
金券ショップやおやじの居酒屋は多いし、コスプレ焼肉 OK牧場なんてのもあれば
編集部のすぐそばにも、メイドコスプレのスープカレー屋さんがあったりもする。
JR神田駅なんて、改札出ると、真っ暗な高架下で
無骨なむき出しの鉄の橋脚が車をよけるように林立している。
残念ながら、もうじきツルンとしたきれいな駅前に変わってしまうらしい。
どんどん変わっていってしまう神田、雑多な街という印象だけど
住めば都(こんぶ)、すっかり愛着をもってしまった。
今回は全部iPhoneのカメラで撮影したもの。
昼休みにフラフラしてて撮ったものが多い。
会社の直近。小学校跡の向かいにある段々ビル。
神田駅近くの古びたビル。近代建築にもあてはまらないものだけど
神田はこういう古くさくて味わいビルにあちこちで出会えるのがうれしい。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
ワンダーJAPAN18号の珍建築特集で都内をさまよっていたら
第一京浜沿いで、真っ赤な鳥居が目立つ日比谷神社に出くわした。
共同通信などが入った汐留メディアタワーをバックに、小さな社殿が
真紅の鳥居の向こうに見える不思議な光景だ。
激しい再開発の嵐の中でも神社仏閣は古い土地の記憶を留めていく。
コンビニやガソリンスタンドもめまぐるしく様変わりする現代において
神社仏閣はとても大事なランドマークになるから、こうして目立っているのは
地図を見る際にはとても役に立つ。
曙橋から四谷へ向かう途中で見かけた高層マンション(?)。
高台の一部が削られてできた駐車場。
その低くなった部分の向こう側なので、建物はより高く感じる。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ワンダーJAPAN18号で、熊本・三角港にある「海のピラミッド」を紹介したのだが
ぼくの頭の中では、
螺旋=バッハのキメ旋律
そんな図式ができてしまっていて、なにか文章を書くのでも、
あるいはバッハの魅力を語るときにでも(語っちゃいます、クラシック素人ながら)
この図式につい言及してしまう。
寄せては返す波のような動きの中で、
音階がゆったりと上がっていき、また降りてくるその姿は
生理的な快楽に通じるものがあるのでは、と直感で思うんだけどどうだろう。
あそこの文章で紹介したバッハの超有名な曲のひとつ。
『心と口と行いと生活で』(Herz und Mund und Tat und Leben)BWV147の中の
「主よ、人の望みの喜びを」はこんな曲だ。
アーノンクールの指揮で。
もうちょっとテンポを落としてもいいかなと思うけど、
心のデトックスがバンバンできるいい曲と思いません??
もうひとつ、大好きなグレン・グールドの「インベンションとシンフォニア」から
Sinfonia No. 2 in C minor
この曲を聴くと、いつも自分の心の奥底の奥底・・・どんどん沈潜していってしまう。
いつものようにタイプライターの音のようなイスの雑音?とか、グールドのうなり声が聞こえるんだけど
それらを全部含めて、音楽のもつ「カンタービレ」の力みたいなのを感じないではいられない。
鍵盤入門者向けの、すごく音符の少ない楽曲なのに
なんでこんなに深遠な曲になってしまうんだろ。
まさにカンタービレ!
そんな音楽が聴こえてきそうな、建築というのもいいなって思う。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)