■東京スカイツリーを見に行く
埼玉の某所をあてもなく車で走っていたときの信号待ち。
フロントガラスの向こう側で、強風にもかかわらず
音も立てずに激しく揺れ動く木々の葉。
音を立てないのではなく、ガラスが音を遮断しているだけなんだけど
静かに揺れる葉をじっと見ていると、気が遠くなってくる。
夏って、油断すると、自省している自分がいる。それもネガティブに。
自分はこんなところで何をしてるんだろう、と。
そんなときに、ガラスを突きぬけてきた蝉の鳴き声によって
ふと、われに返る。
信号はまだ赤のままで、安堵する。
土曜日、初めてスカイツリーを撮影しに行った。
人が大挙して押し寄せる観光スポットなんて・・・と思いつつ
634mは間違いなく巨大建造物だし、
「有名観光スポットの近くに珍スポットあり」という公式もあるし
それと、この猛暑の中、取材して本を作るのが可能か確認もかねて
炎天下、神田から北へ自転車で約5km漕ぎ出でてみることに。
ものの5分としないうちに、汗腺という汗腺から汗が噴出。
汗腺の未発達な犬だったら、舌をべろんとのばして、ハァハァしてるはずだ。
まぁでも、靖国通りを10分ほど行き、三ツ目通りに入り、せっかくなので
手塚治虫先生の「三つ目が通る」にちなんで(ちなんでいいのかしら)
「アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・ベル・エス・ホリマク」と呪文を言いながら
のんびり10分ぐらい走ったら、呪文の効き目か、見えてきた!
三ツ目通りの途中から見た東京スカイツリー。
もうちょっと近づいてみた、上の方。
何がどうなってるんだって構造してますね、先っちょは。
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