珍寺・珍神社

2012年10月14日 (日)

■こんなところに《異空間》への入り口が!という話 その2

10月19日(金)、いよいよ『産業遺産の記録』が発売となります。
表紙は、本書では12ページも割いている軍艦島!

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長崎市や「軍艦島を世界遺産にする会」のご協力もあり
非常に貴重な画像が多数収録されています。
長い間、島全体が廃墟然としてましたが、
緑が予想以上に生い茂っています▼


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▼もうひとつ! 収録されている尾去沢鉱山・・・の画像(これももっといい写真が載ってます)。

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こちらは炭坑ではなく、金や銅が採れたところ。
「産業遺産の記録」には、炭坑、非鉄金属鉱山、近代建築、土木、戦争遺跡など
さまざまなジャンルの魅力的な産業遺構が収録されます

ぜひご覧いただければ!


                   

もうひとつ、告知です。

上の『産業遺産の記録』発売を記念して、10月21日(日)18時から
大阪・千日前にある西日本サブカルの王様「味園ビル」内の「なんば紅鶴」にて
「産業遺産の記録」出版記念! 第一回ワンダーナイト!~産業遺産編~」という
トークイベントを行います。
1500円(drink別)。当日券もかなり用意するそうですが、
予約がおすすめ!メールで予約するとか。

出演は私のほか、「産業遺産の記録」の著者J-heritageの理事長・前畑洋平氏と
同じく特別監修で、ロングセラー『軍艦島 全景』オープロジェクトの黒沢永紀氏。

詳細はこちら

                   

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2012年4月23日 (月)

■巨石ゴロゴロの山梨岡神社(山梨市)

2、3日前、春なのに寒いなーとか思ってたんですが、
2年前の2010年の春、山梨・長野へ取材に出かけた出発日の朝は
なんと雪が降ってたんですよね。
いま、考えてもびっくり。
この日は東京で雪、山梨では途中から快晴、そして夏日になってました。

突然、夏日のような日差しがあったり、やたら寒かったり。
4月は寒暖差が激しいので、みなさん体調を崩されることのないよう気をつけてください!

ちなみにぼくは今朝は電子ピアノの角に腰を強打し
実家の八王子では、車の側面をガレージの柱に強打。
踏んだり蹴ったりでした。自分が悪いんだけど。
そしていま、左右の奥歯がなんとなく痛み出し、
今週は歯医者へ行かなくては。。。は(歯)ぁ〜。

すでに紹介していたと思ったこの不思議な神社が
まだブログに載せてなかったようなので紹介します。

自分がいままでに何を紹介したか、だんだんわからなくなてきたので
よくブログ内検索で確かめてから書くことにしてるんですが
まぁ、ダブったらクスって笑ってください。


                    

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「山梨岡神社」は山梨県に2つあるが、こちらは山梨市の方。
場所その他詳細はウィキペディアのこちらをどうぞ。
 
建物は地味。

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宝物殿も地味。


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2011年8月22日 (月)

■謎のお寺・那智山 奥之院(滝見寺)

8月14日(日)、夏コミへ。
心なしか節電? まさかの夏コミ節電??(+_+)
汗かきなので、2リットルぐらい汗かきました。死ぬかと思った((+_+))

この汗を「コミケスウェット 2000ml」として売りたかった。。。

その後、新橋というか有楽町近くで水分補給(アルコールは水分補給にならないらしいけど)。

帰り、有楽町駅に着くと、こんな光景に出くわした。

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大竹伸朗氏の新作?
道路や船が航行する河川の上に架けられた高架橋には
橋脚を守るために保護構造物(あれの正式名称はなんでしょう?)が設置されているが
ここでも、見事に橋脚の手前で車の衝突から
高架橋をガードしていた。Good job!

高架橋をガードするから、橋脚ガード(guard)と以前、本誌で書いてしまったけど
高架を橋桁(girder。プレートガーダー橋のガーダー)から、ガードと呼ぶので」
紛らわしかったなと反省してます。

ちなみにこの車、初心者マークがついてました。
ご無事だといいのですが。


          

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2011年8月 7日 (日)

■日本仏教の聖地・高野山 奥の院の異空間(その2)

源氏物語は今から1000年前に書かれた。
学校では、1000年前のことは勉強するのに
どうして1000年後のことをシミュレーションしたり、議論をしないんだろう。

温故知新もいいけど、人々がもうちょっと未来のイメージを共有できれば、
いまの無益な争いも、もうちょっと抑えられると思うんだけどなー。

…ヨーロッパがEUとなっていったように、アジアもTPPによってAUへ。
EUの成功と失敗があるんだから、AUへの道はかなり楽だ。
経済圏はいくつかにまとまり、やがて関税の全撤廃、世界統一貨幣…

なんて、たまにはまじめなことも考え、大きなことを考えて、
目の前の小さな悩みを忘れちゃおうという魂胆です。

あとすこし、おなかをへこませたい。


          


高野山は約1200年前の開山。源氏物語よりももっと古い。
ここにあるお墓は世界一趣のあるもので、とてもワンダーだと思う。


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杉木立、それも樹齢千年を超える老杉・巨木が文字通り林立。


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その中に、墓、墓、墓。

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2011年7月25日 (月)

■日本仏教の聖地・高野山 奥の院の異空間(その1)

創刊号、珍寺大道場の小嶋独観さんの写真と文で
また、17号でも自分の写真と文で紹介した高野山 奥の院。

去年、すこしだけブログでも紹介した。

しかし、これだけではその魅力を全然伝えきれなくてもどかしい。

弘法大師の眠る場所に墓を建てたいと、皇室・公家から戦国大名まで
競って墓を作ったために、ここにお墓を建てることがステータスとなり
いまでは一流企業のお墓(慰霊塔・慰霊碑)までもが目白押し。

比叡山と並ぶ日本仏教の聖地に、こんなにもものすごい≪異空間≫が
ポッカリと口を開けているなんて。

まずは有名な企業のお墓関係から。


新明和工業株式会社の慰霊碑。

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戦前からある兵庫の航空機メーカーの慰霊碑だ。
水陸両用飛行機からゴミ収集車やミキサー車といった特殊車両まで造っている。

夢はロケットの製造なのだろうか。

そして、これも有名なしろありのお墓。

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日本しろあり対策協会が建てた、しろありを供養するお墓。

しろありを退治しまくるので、罪滅ぼしということなのだろうか。
人間にとっては害虫であるしろありも、やつらは生きるために
食べたいものを食べているにすぎないのであって、しろありに罪はないはず。


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2011年4月18日 (月)

■荒尾大師の満開の桜の下で(熊本)

「廃線跡の記録2」の発売からすぐに九州取材の下調べを行い
4月の頭に鹿児島~熊本へ。
帰京して画像を整理しつつ、今度は都内を自転車であちこちまわり
気になる珍建築をいくつもたくさん撮影。

いつのまにかまたひとつ年をとりつつ早くも4月も下旬! うわ!

ブログの更新がめっきり止まってしまった。

鹿児島は初日こそ天気が悪かったけれど
あとは快晴で、しかも東京より一足早く桜が満開。

今年、のんびり桜を愛でる余裕がなかった方へ九州の桜をお届けします。


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ここは取材の予定には入っていなかったんだけど
たまたま白塗りの大仏の姿が目に入ったので寄ったところ。


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熊本の荒尾大師だ。
 
 

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2011年2月28日 (月)

■歌舞伎町周辺の珍建築4(東京・新宿)

ブログを書いていたら、いつのまにかソファーで寝ていた。
朝7時に寝なおして、起きたら午後3時。

久しぶりの休日が・・・。

CSで映画「Driving Miss Daisy」がやっていたので
途中からだったけど、なんとはなしに見てしまう。

ユダヤの老未亡人(ジェシカ・タンディ)と
黒人の雇われ運転手(モーガン・フリーマン)の話。

これ、なかなか味わい深いいい映画だった。
気持ちが前向きになりそうで。
脚本がよくできてる。

日曜日、夕方近くまで寝てしまって1日をムダにしてしまったときに
ムダをかなり取り戻してくれるんじゃないかと思う。


                    

軍艦マンション見学会へ行った帰り、会社に戻る道すがら。

まず、すぐそばにあった神社でちょっと休憩。
歌舞伎町周辺にある神社といえば花園神社が有名だけど
稲荷鬼王神社もけっこうおもしろい。


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小さな神社なんだけど、まず、富士塚がある。

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日本一の繁華街近くにこんなものが。
こちらにも塚がある。

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2010年12月 4日 (土)

■緊急告知 ワンダーJAPAN TV、一挙放送! の巻

(MONDO21改め)MONDO TVにて、これまで放送してきた
「ワンダーJAPAN TV」を、明日、一挙に放送します。

12月5日(日)正午12:00~17:00
第1~10回までの放送分を5時間一気にお届け。

12月12日(日)正午12:00~13:30
残り第11~13回は、3回分を連続して放映。

詳細。

もちろん、第4回放送「ガマランド」のこの人(カエル)も

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そして、 

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2009年11月 5日 (木)

■柳森神社(東京・神田)

肌が乾燥するシーズンですね。
顔面はすぐテカるくらい脂分が多いのに、なんで手はカサカサするんでしょ。

最近、駅なんかでも女性がよく手にクリームを塗っているのを見かけるんですが
あんまり速く手を動かさないほうがいいと思うんですけど。

タモさんの形態模写じゃないけど、どうみてもハエに見えます。


■もしもワンダーJAPAN編集部近くまでのPART 2

会社から北、神田川の方に歩いて5分ぐらいのところに
昼間、猫とタバコを吸うサラリーマンで溢れかえった小さな神社があります。

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大きな地図で見る

千代田区は歩行喫煙禁止区域なので、コンビニの前とかで
喫煙してるサラリーマンをたくさん見かけるけど
この神社もなぜか狭い境内にサラリーマンが溢れかえってます。
(※注 プライバシーに配慮して溢れかえってない写真載せてます)   

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猫。

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ここにも猫。

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ここはたぬきに縁があるそうな。

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フムフム。

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ん?

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ちょっとイっちゃってる?

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えー? これはタヌキではないような。


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どっちにしてもでかすぎな・・・なんでしょ、これ?
こんなのもあります。

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鳥居のとこで見たネコかな、これ。
サラリーマンが撫でようとすると嫌がってました。

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一心不乱に水を飲んでたので、ノドが乾いてたんですねー。


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ベロが長いな。
    
    
    
    

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2009年8月 3日 (月)

■ふつうの観光スポット(長野)

気分転換にちょっと長野・斑尾高原へ逃避行。

まったくのオフなので、ふつうの観光スポット、
戸隠そば、戸隠の忍者からくり屋敷と善光寺の戒壇巡りなどを味わい尽す。

金沢に取材に出かけたとき、忍者寺・妙立寺も近くを通ったのだが
この手のからくり屋敷って原則撮影NGなので
(たしかにからくりが公開されてしまうと魅力も半減しますよね)
事前に申し込みもしてなかったので諦めて素通りしてしまった。

そのときの無念が、この戸隠の「忍者からくり屋敷」で晴れた。


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やっぱり内部は撮影してないけれど、ここはだまされたと思って
近くに用があったらぜひ行ってみてください。
いや、これのためにここまで行ってください。

何がすごいって、からくりがすご過ぎて屋敷からの脱出が
大人でも脂汗がタラタラ出るほどすごい難しいから。

いくつもの部屋があって、秘密の抜け道を自力で見つけ出しながら
次の部屋へとステージアップしていくんだけど
それにしてもよくこんなにも複雑に作ったもんだと
感心するやら驚くやら。

他のお客さんが脱出できなくなって、こちらに助けを求めてきたんだけど
こっちも迷ってばかり。かなりあせった。

おまけに途中にある全体が斜めに作られたトリック部屋で
三半規管を狂わされて、軽く気持ち悪くなったり。。。

いままでにも忍者屋敷かなり行ったけど、ここはやられたなぁ。
こんなリアルドラクエ、ちょっとないですよー。

屋敷を出ると、こっちの建物でまたさらにゲロッパー。

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お堂に入ると赤外線センサー?が反応し、揺れる揺れる。


あと、もうひとつ、善光寺の有名な「戒壇巡り」。
夏休み+ETC割引+山門特別公開とあって、
参拝客もかなり多かったせいか戒壇巡りもかなりな長蛇の列。

※こちらも内部の画像はないです。すいません。

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真っ暗闇の中を、人がいっぱいで渋滞し、超ゆっくり進むものだから
恐怖感倍増。

怖くなったり具合が悪くなったりで
途中で引き返して出てくる人がけっこういた。

結局、ぼくも何が何だかわからないまま、壁をずっと触ったまま
いつの間にか出口の明かりが。
あれ、極楽浄土への錠前なんてあったかな、という具合。

暗闇で、この錠前を触ると極楽浄土を約束されるらしいけど
う〜ん、まあいっか。
とりあえずこれで、生まれ変わったみたいな感じを味わったし。

ふつうの旅もまだまだ捨てたもんじゃないなー。         
         
         
         
         
         

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