宗教建築

2010年2月27日 (土)

■ワンダーJAPAN15号に載せられなかった画像 その2

ワンダーJAPAN15号の2大特集、沖縄特集40ページと
ちょっと珍しい廃墟36ページ、やっと原稿整理終わりデザイナーへ
原稿・画像など素材を渡す。

といっても沖縄の26ページぐらいはサキワリ(先割り)。
つまり原稿はあとで書くので○○字ぐらいあけておいてくださいと。

2月が28日までしかないのを、いま、日本でいちばん恨んでる。
5月と10月は30日までにして、2月に2日ゆずればいいのに・・・と心底思う。

こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か
エコエコアザラク・・・あと忘れた・・・
われとともにきたり われとともに滅ぶべし

なんだかよくわらかないぐらい恨んでるということで。

あと10日で全部終わるのかなぁ。


で、沖縄ボツネタその2。

以前、プライベートで行った沖縄旅行で、美ら海水族館へ向かうときに
「ん?」と思いながらもスルーした気がする看板のちょっと多い建物。

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看板がやけに多い建物、メッセージの過剰なものって
どうしても気になってしかたがない。
薬局でもよくありますけどね。効能が書かれたPOPだらけの店。

映画「ビューティフル・マインド」を思い出す。

統合失調症に悩む主人公の天才数学者(ノーベル経済学賞受賞)の部屋が
怖いくらい無数の張り紙で埋め尽くされていた。

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2009年7月10日 (金)

■達磨寺(愛媛)

Googleのロゴが放電しまくっているので何かと思ったら
今日はニコラ・テスラの誕生日。
テスラコイル萌えな人、かなりいそうですね。

ちょうど1年前、梅雨明けの猛暑のなか四国取材へ出かけた。
3110編集部員は沢田マンションやニュー室戸やお山公園へ
私(=136編集長?)は、石手寺、多賀神社凸凹神堂、道後の赤線跡などを回り
詳細はワンダーJAPAN第9号に載っている。


さて、地中海のような白っぽい建物が並ぶ小高い丘に
ひとつだけ真っ赤な装い、紅一点の建物がある。


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場所は、愛媛県松山市の道後温泉から石手寺へ向かう途中
道後温泉プリンスホテルのすぐ脇の坂の途中。
ちなみに石手寺は、第51番札所で不思議な洞窟や巨大独狐がありステキなところ。


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紅一点というと女性だけど、こちらは男性…というかダルマ。
場所はこのへん▽



大きな地図で見る

ダルマの口までは細い階段が延びていて
「ようこそ、デニーズへ」といった感じ。
というか、このまま乗り込むと、ダルマ部分が分離して
宇宙の彼方へ旅立ちそう…。

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でも残念ながらカギが掛かっていて内部へは入れなかった。
近づくとかなり迫力がある。

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背面はこんな具合。
側面はかすかにカーブしてる。窓もちゃんとある。
後ろから見ると、まさかこれがダルマさんだとは思わない。

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ダルマ落としでスコーンとやられたような平らな頭部。
でもダルマ落としって、下から順番にハンマーで叩いていくから
頭部の上は丸くてもいいのか。


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「別格本山 梅渓山 達磨寺」というらしい。
読者アンケートではまったく人気なかったけど
なんか困ったような複雑な表情の顔がいけないのかな。
私はかなり好きなんですけどねー。

もうじき国政選挙も近いみたいだし、こんな巨大なダルマで
必勝祈願するのもいいかも。白目にして。
             
             
             
             
             
             
             
        
     


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2009年5月19日 (火)

■豪快な道教のお寺(埼玉)

郊外の田園地帯に忽然と現れるエスニックでゴージャスなお寺。
(道教の最高神が建主に賜ったお宮だそうだ)
埼玉県の坂戸市にある道教のお寺・聖天宮の天門。

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創刊号を準備中に正面から取材を申し込み、断られた。

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4年ぐらい前なのであまりよく覚えていないけど
たしか「静かな信仰の場所なのでご遠慮願います」というような
もっともな理由からだった気がする。前殿前▼

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雑誌の掲載はサクっと諦めたけど、その後一度お参りに行ったことがある。
やっぱりすごい。台湾ではこれがふつうなのかもしれないけど
埼玉ののどかな田園地帯にあると、あれはなんだろう?って思ってしまう。

本殿前から前門の方を眺める。

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鳥よけなのか、透明なアクリル板のようなものが設置されている▲

中庭の様子▼
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お寺の関係者の方がとても親切に中国の参拝の仕方を教えてくれた。
宗教を問わず自由に参拝できる(拝観料300円)。
公式サイトもサービス精神たっぷりなのでもし興味があれば、見てみてください。

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2009年2月 8日 (日)

■金光教本部の巨大な建物

2009年1月下旬、山陽取材3日目の岡山。

午後、遅い時間にカブトガニ博物館(11号掲載予定)をあとにし
水島の工場へ向かおうとしたが、日も暮れてあいにくの雨。
工場撮影はあきらめ、笠岡から予約したホテルのある倉敷へ
向かう。

途中、道路沿いに金光薬局というのがあったので
そういえば、京都の金光教会の建物(8号で紹介)は
おもしろかったなぁとぼんやり考えていたら、道路の案内表示に
「金光教会本部」とある。

ちょっと立ち寄って撮影。
住宅街の先に白亜の大きな建物が。
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正面に回って見ると、途中に古い感じの建物がある。
金光教の関連書籍や金光新聞を扱う金光教徒社とのこと。
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本部は大きな神社のようで、石垣で囲まれている。
階段をのぼると、すぐに大きな建物が目に飛び込んでくる。
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公式サイトによれば、「(本部広前) 会堂」という「金光教で一番大切な施設」らしい。
今年は立教150年に当たるらしく、10月に大祭が行われるようだ。
収容人数1500人。意外と小さい?

さきほど住宅街の先に見えたものは、会堂の正面向かって
右手にある「祭場」という建物。
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こちらは収容人数15000人!
暗くてよくわからなかったが、実はかなり奥行きがあり
最初に見たのは建物全体のうち前方1/3の部分だった。

教会本部案内図。
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公衆電話も金光教仕様。
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ふつうの神社と同じで、夜間もお参り・見学(建物外観)ともに自由のようで
敷地内はオープンな雰囲気。
昼間撮影していたら、誌面で紹介できたかも。

場所:岡山県浅口市金光町大谷320

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