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2012年9月18日 (火)

■こんなところに《異空間》への入り口が!という話 その1

10月19日発売予定で「産業遺産の記録」というムックを制作してます。
「産業遺産」というとちょっと堅くてとっつきにくい感じですが
古代遺跡のような雰囲気のある選鉱場や
美しい廃墟から世界遺産候補暫定リスト入りした軍艦島、
友が島や大久野島などの戦争遺跡、
根岸競馬場や国立公衆衛生院など経年“美”化した近代建築など
全編通してワンダーJAPANぽくかっこいい写真で魅せる内容となりそうです!
お楽しみに!

↓画像は池島炭坑(長崎)のもの。

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これは自分で撮影したものでたいした画像じゃないけど、
「産業遺産の記録」にはもっともっと迫力のある画像がてんこ盛りです。


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いままで全国あちこちのワンダースポットを見てきたけど
こんなところに入り口があるのか!とびっくりしたものがいくつかある。
地の下にある《異空間》への入り口、天に向かってある《異空間》への入り口を2つ紹介したい。

まず地下へ。

ワンダーJAPAN16号「山梨・長野ワンダー」で紹介した
山梨県の富士の裾野にある船津胎内樹型。
その入り口は、この胎内神社本殿の中にある。

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これが本殿内部。
賽銭箱の向こうに漆黒の闇がのぞいているのがわかるだろうか。
まるで秘密の隠れ部屋へと続く抜け穴のようだ。

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ここから地中の洞窟へ降りていく。


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当日は悪天候だったせいか、それとも年中こんな感じなのか
洞窟内はヌラヌラしていて、照明が反射している。

富士山の裾野には氷穴、風穴などさまざまな洞窟が見られるが
ここは約1000年前の噴火により流れ出た溶岩流(剣丸尾溶岩流)が
森林を飲み込み何本かの樹木が合わさり、
それが焼失(消失)し空洞ができたものだという。


Img_4595rs_2

あばら骨状になっているのは、再溶融で波打ったときの名残であるようなことが解説されていた。

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中は背筋を伸ばして歩けるところもあれば、

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オオサンショウウオが体が挟まって動けなくなりそうな
閉所恐怖症の人が狂い死にしそうな狭いところもある。

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上の画像は狭くて途中で進むのを断念した部分(行き止まりに祭壇があった)。
はいつくばって行こうにも水たまりができていて無理。

帰りは振り返って向きを変えることもできず、
体を折り曲げて「エビかよ〜」とつぶやきながら後ずさり。

神社本殿内部の穴から地底空間を通って最後は
▽こちらから地上へ帰還する。

Img_4581rs

出口周辺には富士信仰、富士講の記念碑である富士講碑がいくつか建てられていた。
江戸時代からここで「胎内めぐり」が行われていた。


  
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江戸時代にも後ずさりしながら、「これじゃ海老じゃねぇ〜か」と
同じようにつぶやいた人もいたのだろうか。
  
「いいね!」
  
    
  

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コメント

やっとこの本を手にすることができました。
「白金台」のあの建物もすごいですよね。
別の建物は知っていたのですが。
似たような感じの建物が文京区音羽にありました(東大病院の別館?)昔お見舞いに行ったことがあります。

今回衝撃だったのは「円形校舎」
私が通った中学が円形校舎でした。古くなり壊したのですが、らせん階段、屋上にペントハウス。
教室はらせん階段中心にして扇型で真ん中に黒板、両側に扉。
なんだかとても懐かしい感じでした。

投稿: さっちゃん | 2012年12月11日 (火) 14時38分

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