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2012年3月13日 (火)

■『廃線跡の記録3』発売とワンダーJAPANの中の廃線跡

非常に長い間ブログを休んでしまいました。
みなさま、お元気でしょうか。

3月10日(土)、長いこと制作中であった『廃線跡の記録3』ですが
ようやく発売にこぎ着けました。


Cover_0227rs

発売当日は、東京カルチャーカルチャーにて記念イベントも開催。
これが、当日はJ-heritageの前畑さんとダブルで司会をしたんですが
その準備も、現在急きょ制作している『新しいiPad使いこなしガイド』
作業があれやこれやとあって、しかも『GEKIDAS激裏情報@大事典』という
これまた超ヘビーな裏情報事典の制作も重なり、もう頭の中が真っ白。

そんな状態が続く中でのイベントという、もはや自分がどこにいるのかも
よくわからない感じでしたが、出演者の強力な協力があり
非常に充実した内容で、本もたくさん売れました。

ご来場してくださったみなさん、また本をかってくださったみなさん、
本当にありがとうございました!!

『新しいiPad使いこなしガイド』が今度は今月30日発売。
いまだ現物を入手していない状態で作っているという
(16日に届く予定なんですが)またまたアクロバティックな状況。

のんびり温泉でもつかりたい。
指がしわしわになるぐらいつかっていたい。

というか、のんびり好きなものを撮影に出かけたい!
というかというか、ワンダーJAPAN20号の取材だってそろそろ
考えなくちゃいけないのに!!!

なんとなく夏ぐらいまでは全然ゆっくりできない状況が続きそうです。

ちなみに今回の『廃線跡の記録3』はレアな写真がかなり多い感じです。

実は祖父も父も元国鉄マンという血筋か、眠っていた鉄道への思いが
さまざまな記事を読んでいるうちに
封印を解かれたかのようにじわじわと首をもたげてきました。

ちなみに父親は、過去に国鉄のフリーパスを最大限駆使して旅行しまくったらしく
その後、地理というか、社会の先生になりました。

ぼくは、父親と違う道を、20代では「レコード芸術」という
これまたマニアなクラシック月刊誌でバイトしながら
バイクで日本のあちこちを回るという旅をしてました。

でも、全然ワンダーな旅は、その頃はまだしてなかったかも。
毎度、覚醒するのが遅いんです。

18号では、九州でこんなものを撮影したときもまだ覚醒してません。

Img_2567rs

ただの道に見えますよね。

これ、実は熊延(ゆうえん)鉄道の廃線跡なんです。

この廃線跡を辿ると、川にはこんな廃橋梁が残っています。

Img_2467rs

橋桁はなにも残ってないのですが、橋脚だけが
針尾無線塔のように(という表現もWJ読者以外は?でしょうか)残っています。

これはちょうど1年前の春に撮影したもの。
川の向こうにまわって撮影したいがために、靴と靴下をぬぎ
まだ水が冷たい川の中を裸足でバシャバシャと渡り
日差しを浴びて暖かくなった石の上で、足を乾かしたりしてました。

Img_2479rs

震災から一月もたってなかった時だと思うんですが
早いですね、あれからもう1年。
  
この熊延鉄道は、「熊本県熊本市の南熊本駅から熊本県下益城郡砥用町(現:美里町)の砥用駅までを結んでいた」(ウィキ)という話です。

ぼくが、ここへ行きたくなったのは、旧インディヴィジョン、現八画文化会館の発行した
『廃墟という名の産業遺産』で見た変わった形の隧道に魅せられて。
それがこちらです。


Img_2196rs

隧道というか、落石から路線を守るための構造物です。
八角形の輪切りにされた構造物は、くぐり抜けると異世界へ
迷い込んでしまいそうなぐらい不思議な出で立ち。


Img_2366rs


このときも事前の下調べが不十分で、なかなか見つけられず
ようやく出会えたときはとても感動したのを覚えています。

  
こうした失われた路線が、実は日本中にあったりするんですが
しかもそれが、意外と自分の生活圏内にもあったりするからビックリ。
 
さすがに熊本は生活圏内ではないけれど、こんな素敵な構造物が
ほとんど誰も訪れることもなくひっそりと佇んでいたりするんです。
  
見ておきたいワンダースポットって本当にたくさんあるんですよね。
  
  
『廃線跡の記録3』でもこうした不思議な遺構がたくさん出てきます。
表紙のようなうっとりするような廃車両も今回はたくさん紹介しています。
  
ぜひどこかで手にとって見てみてください。
  
  

  

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