■布団だらけの廃墟・下田 御苑ホテル(伊豆)その3
昭和レトロな部屋に峠の少し早い夕日が差し込む。
この部屋はツインだけどかなり狭い。
どんなカップルがここに泊まったのだろう。
そこではどんな会話がなされていたのだろう。
将来の夢?
別れ話?
こちらは和洋室。ゆったりと窓の外の景色を眺めることができる。
なぜか当時のものか、古いワープロのパンフレットが。
96年発売だから、15年ぐらい前のもの。
148,000円(税抜き)とある。
ああ、いまの会社に入社したころだ。
Windows95とかリリースされたはずだ。
こちらはパントリー。
「使用中」「到着」などと表示されたボタン。
こちらは海が見えない部屋。
ただ、15年前ではなく、もっと昔のものではないかと思われる。
かつて、階段は、すべて青色の絨毯のような感じで統一されていたようだが
日光により褪色したのか、日が当たる部分は青さが一切なくなっていた。
再び暗い廊下へ。
天井からさまざまなものがぶら下がり、荒涼感が増している。
これは、ブレーカー?
外に出てみると、すでに日はだいぶ傾いていた。
赤みを帯びた夕日が、鬱蒼とした木々の向こうに見えるホテルをも
ほんのり赤く染めていた。
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コメント
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投稿: まりこ | 2012年2月 8日 (水) 20時14分
元・下田御苑ホテルのバイト女中でつ(Ⅲ゜∀゜;Ⅲノ)ノ
たまたま廃屋・廃墟マニアで検索してみたら
自分が若かりし青春時代に働いていたココのホテルが…(苦笑)
こんな県道沿いの抜け道にモッサと佇んでおる場所なのに
学生の合宿やら 貧乏家族旅行に適す宿に
なぜ『防音設備スタジオ』が?!!
と不思議に思いつつも
当時ゎそれでもチープな貸し値でもあって
スタジオ利用だけで若者が結構来てましたね!!
当時を懐かしく思う半面、
かなりの廃墟マニア心に
不覚にも萌えてしまいました(笑)
廃墟前と廃墟後と両方拝めた私ゎ幸せでつ!!
投稿: かおりんこ姫 | 2012年8月25日 (土) 05時20分