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2011年7月31日 (日)

■解体される本郷館、最後の姿

高野山その2をアップしようとしたけど、急遽、撮影したばかりの
東大の近くにある「本郷館」という下宿屋を先にアップしちゃいます。

8月1日から解体工事が始まるので、これが見納め。

「でかくて古いただの下宿」と言ってしまえばそれまでだけど
なんと70部屋もあったというからすさまじい巨大下宿。
しかも1905年(明治38年)に建造されたというから、
関東大震災も東京大空襲も乗り越えてきたのだからすごい。

といっても、ぼくが、この建物をきちんと認識したのは、洋泉社の
『カラー版 大人のための東京散歩案内』という新書なので、わりと最近のこと。

そのうち「東京ガイド ワンダーJAPAN編(仮)」みたいなのを作りたいので
そのときにでも撮影しに出かけようかなと思っていたら、
「ソッコー解体」のニュースが飛び込んできた。


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東大本郷キャンパスの前を走る国道17号線から少し南、住宅地のど真ん中。
当然、下宿屋も多いが、地方から訪れる研究者も多いのか、旅館もかなり目につく。
本郷館の向かいにも1軒ある。


Img_6859rs

残念ながら、巨大さがわかる写真はwikiにあるのでそちらを。


正面。
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フェンスで覆われていて、中は全然見えない。
玄関の装飾もいちいち凝っているのに、なんて残念!


Img_6842rs

北側は、道路間際。


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嗚呼、木造三階建て!!(いまは三階建ては構造計算が必要だとか)


Img_6586rs


さて、上の写真、よ〜く見てください。
誰も住んでいないはずなのに、窓に人影が・・・。

というのはおいといて。
木造部分と、土台の煉瓦の間に隙間があるのがわかります?

Img_6673rs

この出窓の下側(この写真、自分で撮っててなんだけど、いい感じ)。

ちょっと隙間(12〜3センチ)にレンズを無理矢理入れて、内部を撮ってみる。
フードをはずしてもレンズ先端しか入らないので、フラッシュも焚けず。
ISO6400にして撮影。

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えー基礎はこんなだったの!? よくこれで100年ももったなー。
ネコでさえ入れなそうなので、ネズミの楽園(リアルTDL?)だったのかな。

この隙間の上が、こう、ドーン。

Img_6663rs
  

ついでに、いちばん北側、隣家との間も、柵の間にレンズを入れて
無理矢理撮影してみた。


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鬱蒼と茂る緑は、まさに廃屋といった佇まい。


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多くの人の思い出の場所が、まもなく解体される。

明治・大正・昭和が、どんどん遠くなっていく。
  
  

  
  

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コメント

何か昔の自分の家を観てる様です。(大きさは全然違いますが)古さがそっくり。でもコチラのが立派だし外観も綺麗ですが。地震とか乗り越えるとは案外頑丈に出来てるんですね。大きさのわりに良くもちこたえて凄い。最近苦しい気持ちになったりしまたしたが、もちこたえた家を観て、何だか色々考えました。
窓に人影…又々オシッコチビッチャイマスヨ。
でもオカルトは大好物です。
でもでも心霊スポットは絶対行きません。コワイデスヨ。

投稿: ゆきめ | 2011年8月 4日 (木) 06時52分

ゆきめさん、書き込みありがとうございます。
8月1日から解体といいつつ、その後もライトアップされたりと
いきなり更地になることもないみたいですね(なんて、油断するとたいへん)。

これ、奥の方が全然見えないので、大きさが実感できないんですが
70部屋なんてハンパじゃないですよねー。
すごい丈夫だけど、隙間から基礎部分を見てしまうと・・・。

オカルトはエンタメとして楽しむものだと思ってます!

投稿: いさき@WJ | 2011年8月 7日 (日) 19時03分

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