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2011年1月19日 (水)

■なか安(八王子市)

ワンダーJAPAN17号で復元された補陀落渡海船を紹介したが
原稿を書くときには時間がなくて読めなかった
井上靖の「補陀落渡海記」を今頃になって読んだ。

渡海記というからには、釘を打ち付けられ閉じ込められた屋形船の中で
上人が飢え苦しんでいく過程が想像力豊かに書かれているのかと思った。

しかし、残念ながら物語のほとんどは、渡海の日までの様子を綴ったもので
それも、過去に渡海した上人はああだった、こうだったという記述ばかり。
自分の意思とは関係なく渡海せざるをえない状況になった金光坊の目で
それが書かれている。

渡海船の中でのことは、即身成仏ではないが体験したものは
そのまま亡くなってしまうわけだから、残っている資料も少なく仕方ないのだろう。
(当時は死ぬというより、観音浄土=補陀落=ポタラ=ポータラカへ到達するとされた)

中の様子を知るには、長時間録画できる大容量HDD内蔵の超高感度CCDカメラでも
取り付けていれば話は別だが、それだと、映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に
なってしまうかも・・・あるいはもっとすごい映像になってしまいそうだ。


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ワンダーJAPAN17号で、八王子の珍建築「なか安ホテル」を紹介したのだが
ページ数が少なくて欲求不満だったのでその素敵な姿をもうちょっと出しておきたい。

ネットで調べても、ほとんど画像が出てこないのが不思議だ。
こんなにおもしろいのに。


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正月に実家に帰ったときに夜チラッと確認したかぎりでは
「なか安」の看板が光っていたので、休業とはいえホテルはまだ健在らしい。
(ちなみにすし市場 なか安はガンガン営業してるので誤解なきように)


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こちらが、正面玄関側。


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料亭にはこんな彫像が。

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ホテルは完全に南側に重点を置いた作りになっている。
北側は窓も少なくのっぺりした印象。

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東側から見たところ。
味わい深い壁の風合い。


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これは南東側ぐらいからだったかな。


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この避難はしごが見ていて飽きない。

それにしても、このおろし金のようなファサ―ドというか
見ていると巨大な爪のようにも見えてくる。

Img_0615rs


なんだか遠くへ連れていかれ、戻ってこれなくなりそうだ。

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まだ、しばらくは建物はあると思うけど、興味のある方は
なるべく早めに出かけたほうがよさそうだ。



大きな地図で見る


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