■ふつうの観光スポット(長野)
気分転換にちょっと長野・斑尾高原へ逃避行。
まったくのオフなので、ふつうの観光スポット、
戸隠そば、戸隠の忍者からくり屋敷と善光寺の戒壇巡りなどを味わい尽す。
金沢に取材に出かけたとき、忍者寺・妙立寺も近くを通ったのだが
この手のからくり屋敷って原則撮影NGなので
(たしかにからくりが公開されてしまうと魅力も半減しますよね)
事前に申し込みもしてなかったので諦めて素通りしてしまった。
そのときの無念が、この戸隠の「忍者からくり屋敷」で晴れた。
やっぱり内部は撮影してないけれど、ここはだまされたと思って
近くに用があったらぜひ行ってみてください。
いや、これのためにここまで行ってください。
何がすごいって、からくりがすご過ぎて屋敷からの脱出が
大人でも脂汗がタラタラ出るほどすごい難しいから。
いくつもの部屋があって、秘密の抜け道を自力で見つけ出しながら
次の部屋へとステージアップしていくんだけど
それにしてもよくこんなにも複雑に作ったもんだと
感心するやら驚くやら。
他のお客さんが脱出できなくなって、こちらに助けを求めてきたんだけど
こっちも迷ってばかり。かなりあせった。
おまけに途中にある全体が斜めに作られたトリック部屋で
三半規管を狂わされて、軽く気持ち悪くなったり。。。
いままでにも忍者屋敷かなり行ったけど、ここはやられたなぁ。
こんなリアルドラクエ、ちょっとないですよー。
屋敷を出ると、こっちの建物でまたさらにゲロッパー。
お堂に入ると赤外線センサー?が反応し、揺れる揺れる。
あと、もうひとつ、善光寺の有名な「戒壇巡り」。
夏休み+ETC割引+山門特別公開とあって、
参拝客もかなり多かったせいか戒壇巡りもかなりな長蛇の列。
※こちらも内部の画像はないです。すいません。
真っ暗闇の中を、人がいっぱいで渋滞し、超ゆっくり進むものだから
恐怖感倍増。
怖くなったり具合が悪くなったりで
途中で引き返して出てくる人がけっこういた。
結局、ぼくも何が何だかわからないまま、壁をずっと触ったまま
いつの間にか出口の明かりが。
あれ、極楽浄土への錠前なんてあったかな、という具合。
暗闇で、この錠前を触ると極楽浄土を約束されるらしいけど
う〜ん、まあいっか。
とりあえずこれで、生まれ変わったみたいな感じを味わったし。
ふつうの旅もまだまだ捨てたもんじゃないなー。
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コメント
ハラキリの間がなかなか印象的な
金沢の妙立寺は、取材の申し込みをしても
なかなか撮らせてもらえないようですよ。
投稿: ポンチハンター | 2009年8月 5日 (水) 01時24分
ハラキリの間、いいですねー。見たいなー。
腹を切ると見せかけて、畳がクルンと回って
畳裏の抜け道から脱出できるのかな。
妙立寺は、一般の観光でも予約しなくちゃいけないという
ちょっと敷居の高いとこですねー。
次に金沢行ったときは絶対に寄ろうっと。
投稿: いさき@WJ | 2009年8月 5日 (水) 10時09分
ハラキリの間はですね〜、
逆に、戸口に絡繰りがあって
一度入ると出られない仕組みになっているのです。
投稿: ポンチハンター | 2009年8月 6日 (木) 03時27分
(ネタバレ注意)
そういうのって掛け軸や囲炉裏が抜け穴になってたりする
カラクリがありますよねー。
投稿: いさき@WJ | 2009年8月 6日 (木) 21時08分