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2009年2月13日 (金)

■深海魚と工場

スーパーの鮮魚売り場ってけっこう楽しい。

切り身状態には目もくれず「イチバン魚らしいやつはどれかな」と
ついつい食い入るように見てしまう。
ブリやイサキを見ては「うわ〜魚っぽいなー」とほくそ笑んだり
「小さいけどアジもちゃんと魚、魚してるな」とニンマリしたり。
  ↑
 アホ。

この魚っぽいカタチの魚とは対極にあるのが深海魚。

アカドンコ(東海大学海洋科学博物館/静岡)。
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流体力学を無視したような水の抵抗を受けまくりなカラダ。
ブヨブヨなカラダは深海の水圧に耐えられるようになっているらしい。

東海大学海洋科学博物館そばの浜辺に打ち上げられていたミズウオ。
Img_4527
わずかな光の中でも活動できるように目が異様にデカい。

チョウチンアンコウの標本(東海大学海洋科学博物館/静岡)。
自ら発光してエサをおびき寄せる。
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それぞれ異様ではあるけれど、環境に適応するように
ちゃんと意味があって深海魚は進化し、こうしたカタチになっている。
いわば、機能的に進化した姿である。

ちょうどいま、ワンダーJAPAN11号の編集と平行して
「WJ工場特別号」(4月下旬発売?)も作っているのだが
巨大工場もよく機能美で語られることが多い。

川崎・千鳥運河の眺め。
Img_0006b
いったん中に紛れ込んだら二度と出てこれなさそうな
複雑に入り組んだ無数のパイプの配管ジャングルジム。

川崎・夜光の化学工場。
Img_9792b
高さが不揃いで不思議なカタチの煙突…のようなもの。

すべて安全で効率的に製品を製造するためのもののはず。

一見するとなんだかよくわからないけど
恣意的でもデザイン優先でもなく、効率性や安全性といった
機能最優先で設計されたのが巨大工場であり
それが結果としてこのようなカタチになっていると思われる。

Img_0430b
川崎・水江町の工場。

…と考えると、本日の結論。

「深海魚と工場は似たもの同士」

工場も深海魚もよく見るとおもしろい。

※ここにある工場画像は私が撮影したものなのですが、WJ工場特別号では
5人の工場好きな方たちのはるかに素晴らしい写真を多数掲載する予定です。
その前に、ワンダーJAPAN11号を作らないと。
次号は山陰山陽ワンダー(「中国ワンダー」だと紛らわしいので変更)。
近日中に表紙もご紹介します。

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